学習の様子

学習の様子

中学部 卒業生を祝う会

 2月18日(火)に卒業生を祝う会が行われました。1年生は、3年生の先生と1年生の生徒が相撲などで対決し、どちらが勝つかを予想するというクイズを考えて発表したり、クイズの進行をしたりしました。また、フォトフレームを作成し、3年生にプレゼントしました。2年生は、オルガンでの演奏や元気な掛け声とノリノリのダンスで、楽しい発表をしてくれ、会場は大盛り上がりでした。3年生は、それぞれが好きなキャラクターに仮装して登場し、在校生が発表してくれた内容を楽しみ笑顔があふれていました。全学年が感謝の気持ちを伝え合う素敵な時間となりました。

もりあがろう!今年一(いち)の思い出を

 今年で第7回を迎えた高等部体育大会が2月7日に行われました。「チャレンジ!もりあがろう!今年一(いち)の思い出を」を大会テーマに生徒たちが6つの競技に全力で取り組み、テーマどおりに盛り上がった大会となりました。6つの競技には清掃用のほうきを使って風船を推し進める「風船ドリブル」や2分間の設定時間内にバスケットゴールを狙って何回ゴールを決められるかという「みんなでバスケ」など、身近な用具や慣れ親しんだ活動を競技に取り入れました。一番盛り上がったのは、「ぴったり1分間リレー」競技で、学年全員でバトンをリレーしてぴったり1分間でゴールするという、ゴールする速さよりもゴールインするタイムを競う競技でした。アンカー(最終走)のカウント(60秒)能力が求められる競技です。結果は2年生、3年生がぴったり1分でゴールし、1年生も2回の競技で1分1秒、59秒と設定タイムから1秒差でゴールするなど好タイムが続出しました。何といっても全員でバトンをつなぎ、協力する姿は職員にのみならず、観戦された保護者にも生徒の熱い思いが伝わったと思います。

 さて、学年対抗で行われた今年度の体育大会の優勝は最上級生としての矜持と経験値が功を奏し、3年生の頭上に輝きました。大会を振り返り、競技だけではなく仲間や競技する全生徒に対して行っていた熱い応援も大会を盛り上げた要因となりました。1年で最も寒い時期に行われる高等部体育大会は、生徒や職員にとって寒さを吹き飛ばす最高の思い出になったと思います。最後に、観戦していただいた保護者の方々にお礼を申し上げ、今年度の体育大会の報告を終えたいと思います。

高等部 蘭学祭

12月5日(木)、6日(金)の2日間、第7回蘭学祭が「笑顔・青春・最高の蘭学祭」をテーマに開催されました。1日目は生徒会によるオープニングの後、小中学部への児童生徒公開が行われました。今年度は見学、体験、実演を企画し、どの作業班も準備段階から小中学部の児童生徒のみなさんに楽しんでいただけるように体験の内容や景品など工夫して準備を頑張っていました。緊張しながらも小中学部の児童生徒の皆さんに分かりやすいように丁寧に説明したり、優しい言葉掛けしたりする姿が多く見られました。2日目は保護者の皆様や来賓の皆様に販売、体験、実演を行いました。保護者や来賓の皆様に体験を楽しんでいただいたり、多くの製品を購入していただいたりすることができました。最後に生徒会によるフィナーレを行い、今年の蘭学祭を終えました。事後学習のアンケートからも「頑張っている姿をお母さんに見てもらえて嬉しかった。」「製品を購入してもらえて嬉しかった。」と頑張ってきた成果を保護者の方に見ていただけたことを、多くの生徒が喜んでいました。4月から取り組んできた学習の成果を発揮することができ、「笑顔・青春・最高の蘭学祭」になったと思います。御多忙の中、御来校いただきありがとうございました。

中学部 交流及び共同学習

 11月26日と12月10日に大谷室蘭高校1年生と交流が及び共同学習を行いました。交流の内容は、サッカーとバスケットボールのシュート対決です。最初はお互いに緊張してる様子もありましたが、一緒に身体を動かしたり、応援したり、シュートが決まった時に一緒に喜んだりする中で、次第に打ち解けていき、笑顔がたくさん見られる元気いっぱいの楽しい交流学習となりました。大谷室蘭高校の皆さん、ありがとうございました。

小学部ALT交流

 小学部は、10月21日(月)と12月9日(月)の2回、低学年、中学年、高学年グループごとにALT交流を行いました。昨年に引き続きルシア先生が来てくれました。1回目は、名前や好きなものを英語を交えて自己紹介をしたり、「あたま、かた、ひざ、ぽん」の英語バージョンで一緒に踊ったりして楽しみました。2回目は、写真を見ながらルシア先生の故郷のクリスマスの話を真剣に聞いたり、クリスマスビンゴゲームをしたりして楽しみました。大きな声で「ビンゴ」と言って前に出て、ルシア先生からクリスマスカードをもらいうれしそうでした。最後はルシア先生と一緒に記念写真を撮り、みんなで元気に楽しく交流することができました。

小学部・中学部学習発表会

 先日行われました学習発表会では、多くの方にお越しいただき、温かい拍手と励ましの言葉をいただきました。児童生徒たちはこれまでの練習の成果を十分に発揮し、一人ひとりが輝く素晴らしい発表となりました。御来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

中学部第2学年 職場見学

 10月18日(金)中学部第2学年の12名で「ハイミートたなか八丁平店」に職場見学へ行ってきました。

 「室蘭焼き鳥の串刺し」「手羽先餃子作り」など体験的な学習や、豚肉の解体見学とインタビューを行いました。体験で作ったものを試食させていただき、生徒たちは「働いた後の味は格別!」という表情をしていました。見学では、社長さんが目の前で豚肉を解体する様子を見て、普段自分たちが食べている食材がどのような流れで販売されるのかを肌で感じることできました。今回の学習では、八丁平地域の方々の温かさを感じながら、生徒たちが「働くために必要なこと」を学ぶ貴重な機会になりました。御協力ありがとうございました。

 

小学部6年生 見学旅行

 6年生は10月10日(木)~11日(金)に見学旅行に行ってきました。1日目は洞爺財田自然体験ハウスでリーフプリント体験を行いました。湖畔の方まで散策し採集した葉っぱに、自由に絵の具を付け、かばんにこすって素敵な模様を完成させました。その後はホテルに移動し、友達と温泉に入ったり、おいしい食事を堪能したりしました。夜には花火も上がり、楽しい1日を過ごすことができました。2日目は有珠山ロープウェイに行きました。当日は天気も良く、洞爺湖や昭和新山を見ることができました。お土産を購入するときには誰に何を買うのか悩みながらも、自分でお金を支払い、商品を購入することができました。2日間の旅行で楽しい思い出を作ることができました。準備の御協力等いただき、ありがとうございました。

 

高等部1年生 宿泊研修

 9月26日から1泊2日で、千歳・白老方面に宿泊研修に行ってきました。
1日目は、新千歳空港と防災センターそなえーるに行きました。新千歳空港では、近くで飛行機の離発着を見たり、地図を見ながら店を探して事前に決めていたお土産を買ったりしました。「これは、お母さんの。」「これは、お姉ちゃんに。」と家族の喜ぶ姿を想像しながら買う生徒たちは、とても楽しそうでした。防災センターでは、震度7の揺れを体験しました。立っていられないくらいの揺れにみんな一生懸命棒につかまりました。地震の怖さを感じるとともに、大きな地震が来ないでほしいと願う時間にもなりました。また、火災時の避難体験では、暗い部屋の中を低い姿勢で煙を吸わないように歩くことがとても難しいようでした。
2日目は、白老のウポポイに行きました。ワークシートを使って調べたり、スタンプラリーをしたりしてアイヌ文化について学びました。伝統芸能シノッの鑑賞では、目をキョロキョロしたり、身体を揺らしたりしてアイヌ民謡に耳を傾けていました。帰るときには、「イランカラプテ-」と手を振る生徒たちでした。
 体験的な学習は、生徒たちの五感を刺激し、大きな成長につながるものだと思います。これからも、体験的・対話的な学習を通して生徒たちの成長を共有・共感できればと思います。保護者の皆様、2日間、荷物準備や送迎など、御協力と御理解ありがとうございました。

 

 

中学部第1学年 社会見学

9月20日(金)に中学部第1学年は社会見学で、伊達市消防署に行ってきました。伊達市消防署では、有珠山噴火の動画視聴や消火体験、暗闇体験をしています。見学の最後には、消防車と救急車の見学や写真撮影など普段できない体験ができ、見学を通して学びの多い学習になりました。学校に戻り、昼食時に、防災食体験をしました。ガスや水が使えない事態を想定することで、被災時の大変さを感じることができました。

今回の社会見学は、「防災について学ぶ」「消防署で働く人の仕事を知る」ことを目的に行いました。実際に見学や体験ができたことで、生徒たちは消防署の仕事についての理解を深め、防災についての意識をもつことができました。

伊達市消防署の皆様、ありがとうございました。