学習の様子

2023年12月の記事一覧

高等部 第6回 蘭学祭

 『全力全開!最高の蘭学祭!!』をテーマに12月7日(木)・8日(金)の2日間、第6回 蘭学祭が開催されました。

 1日目は、生徒会によるオープニングの後、小中学部の児童生徒への公開がありました。手芸、園芸、木工、クラフトA、クラフトBの販売では、児童生徒が模擬硬貨(むろくじマネー)を使って製品の購入体験をしました。高等部の生徒は緊張した面持ちでしたが、児童生徒の目線に合わせて挨拶や製品の受け渡しを笑顔でおこなっていました。クリーニングや清掃では、日頃おこなっているアイロン掛け、窓付拭き体験コーナー、洗濯や清掃に関するクイズコーナーを設けていました。クイズコーナーでは、難しい問題に困ってしまう小学部児童は教師と一緒に考えたり、高等部生徒がわかりやすいヒントを出して正解に導いていました。

 2日目は、高等部保護者への販売・実演体験を行いました。今年度も高等部の保護者のみの公開となりましたが、完売する作業班があるなど、多くの製品を購入していただくことができました。最後に、生徒会によるフィナーレを行い、各作業班から代表して1人、この2日間の感想を発表しました。4月から取り組んできた作業学習の成果をたくさんの方に見ていただき、生徒達も『全力全開!』で楽しんで笑顔あふれる蘭学祭となりました。

 多くの保護者のみなさんに来校していただきありがとうございました。

 

 

 

 

中学部 学部集会「沖縄美ら海水族館教育普及プログラム」

 中学部の学部集会では、沖縄美ら海水族館の教育普及プログラム「遠隔授業」を実施しました。当日は、沖縄の美ら海水族館と本校をオンラインでつなぎ、「飼育員によるジンベエザメクイズ&ジンベエザメの泳ぐ大水槽見学!」というテーマでお話を聞くことができました。大きなスクリーンに、ジンベエザメが大水槽の中を悠々と泳ぐシーンや立ち泳ぎをしながらえさを食べるシーン、驚いて目を引っ込めるシーンなどが鮮明な映像で映し出されると、生徒たちはじっと食い入るように見ていました。飼育員さんからは、ジンベエザメの体の大きさや、食べるもの、歯の大きさ、驚いたときの目の様子等についてクイズ形式で説明がありました。生徒たちはクイズに答えながら、ジンベエザメの体がバスと同じくらい大きいことや、体が大きい割に歯はとても小さく、オキアミなどの小さな生き物を食べていることなどを楽しく学ぶことができました。今回の「遠隔授業」は、学校に居ながらにして、沖縄美ら海水族館の大水槽を見学したり、飼育員さんから直接ジンベエザメについてのお話を聞いたりすることができ、生徒たちにとってとても貴重な経験となりました。